留学してみたいけど自分が留学に向いているのかどうかわからない、3か月間だけ短期で留学したい、留学したいけど予算がない、こんな方におススメなのが、”アダルトスクール”です
”留学”は人生の転機です。一生懸命貯金して、苦労して学生ビザを取得して、意を決して仕事を辞めて、意を決して仕事を辞めて、いざアメリカに来たら外国生活が思ったより自分に向いていなくて”残念”な結果に!とならないためにも観光ビザで3か月だけでも入学できるアダルトスクールを紹介します
興味のある方はぜひサイトでチェックしてみてください。
検索サイトで”滞在したい市とAdult education/Adult School” で探すことができます
例えば San Mateo Adult School (ローカルのアダルトスクールの一例)
ーほかにも駐在でご主人とアメリカに赴任してきたのでこの機会に私自身も英語を勉強したい、子供が学校に行ってる間に英語を習いたい、こんな方にもアダルトスクールは向いていると思います
ー私は病気で仕事を辞めて転職を余儀なくされた時、
このアダルトスクールに大変お世話になりました。
転職した後も時間を見つけてはクラスを取りに行っていたので
アダルトスクールを多目的に活用する方法なども私の体験を交えて
お伝えしたいと思います!
お試し留学してみたい人

アメリカに留学してみたい、と思ったら
まずアダルトスクールで自分が留学に向いてるか試してみることをおススメします
貯金をして学生ビザを取って退職して何年も留学する、
これではハードルが高すぎる!と思う方は
まずは観光ビザで3か月間、アダルトスクールに入ってみませんか?
住むところは探さなければいけませんが
ローカルの生活情報サイトで探せば何とか見つかります。
SF周辺では びびなび や ベイスポ や Craigslist
これらのサイトで賃貸のお部屋情報を得ることができます
ーサンフランシスコ近郊は家賃が高いのでルームシェアをおススメしますー

アダルトスクールをもうちょっと詳しく
カリフォルニアでは主な市にそれぞれあり、移民の英語の習得や就職の手助けするための施設を設置することが義務付けられています。そうすることで犯罪を少なくすることもできるからです。
また、定年後も自立して健康で長生きしてもらえるように趣味のクラスや友達作りに役立てるクラスも充実しています
入学資格は18歳以上で下のようなコースがあります
- 英語が母国語でない人のためのESLコース
- 高校卒業資格を取得するコース
- 仕事探しに必要なスキルを得るコース
- ヨガ、絵画を始め文化教室のコース
英語を学びたい人はESLのクラスを受講

午前、午後、夜間の3種類の時間帯、それぞれレベル別にクラスが分かれています
働いている人もあいてる時間帯にクラスを取ることができます
クラスは、Grammar, Reading, Writing, Conversation に分かれていて
GrammarとReadingでひっくるめて午前中の3時間のクラス、となっていました。
午前中3時間がGrammar(文法)で、
午後からWritingかConversationのクラスを取る
という方法で月曜から金曜(金曜は午前中のみ)まで
週5日みっちりと勉強できます
夜間もGrammar中心のクラスで
一日3時間、週5日のクラスです。
クラスはセメスター制(学期)で1-5月、6-8月、9-12月のようになっています
入学するには学期の始めに
- プレースメントテストを受ける
- クラスに分かれてオリエンテーションを受ける
- 授業料を払う
この3つの日程をあらかじめチェックして順番に受けていきます
授業料は非常に安く、ESLクラス全部取っても一学期で$30ドル程度です
3か月だけの短期留学の人も多く、途中で国へ帰る、という人もいます
クラスは世界中から集まった人で構成され、その多様性に驚くと思います。
(当時数えたらクラス全員で30人で26の国から来てる人たちでした)
中には「聞いたことある国」みたいなところの人もいたり、
難民の人もいます。(私のクラスには当時アフガニスタンの人がいました)
ESLクラスだけじゃあもったいない

アダルトスクールには仕事と掛け持ちで通学している人が多いので
途中で辞める人も多く、出入りが激しいです。
先生も集中して教えるのが難しいので、
正直、クラスのレベルとしてはあまり期待できない場合もあります
なので3か月で英語がペラペラ、とはいきません
けれど、3か月で留学生活や世界の多様性を体験できることは保証できます
あくまでも移民の人が最低限の生活が出来るレベルの英語を目指す学校ですので
もし3か月以上滞在できるのであったとしても(例えば駐在員の家族の方)
ESLにあまり長居することはおススメしません
最近はアダルトスクールの生徒人数が定員オーバーというところもあり、
実際に途上国からアメリカに仕事を求めてやってくる人が
入学できない、という状態です。
なので一年以上クラスを取る人は、次のレベル、例えばコミュニティカレッジ(ローカルの短大)のESLにステップアップする、ESL以外のクラスを取る、などを考えたほうが自分自身のためになります
短期の人は他のことをどんどん経験する
3か月はあっという間です
以前私の友人の娘も退職後に再就職までのリフレッシュ期間に日本から来て
アダルトスクールとプライベートのESLを掛け持ちしていましたが
通学もそこそこにライブにコンサートにNBA(バスケットボール)観戦に
LA旅行まで本当にあちこち飛び回っていました
もしアメリカ滞在期間が限られているのでしたら、
アダルトスクールは一度入学してしまえばあまり出席日数は厳しくありませんので
他にどんどん予定を入れてアメリカを満喫しましょう!(こんなことススメていいのか?)
英語を使って何かを学ぶ
以前もこのブログの
英語は目的や目標を達成するための『手段』で書きましたが
語学習得は手段を手に入れるだけと捉え
ある程度アダルトスクールでの環境に慣れたら次のステップに進んでください
アダルトスクールのプログラムはほかにも
- Career Education(就職するためのスキル、資格を学ぶ)
- GED Test Preparation(高卒資格試験準備)
- Programs for Active Adults(ヨガ、太極拳、アート、外国語などを学ぶクラス)
- Computer Class(MS Office Excel, Word), 会計ソフトなど
様々なクラスがあり、英語でヨガを習って友達を作るとか、
コンピュータクラスを取って英語でタイピングやExcelの技術を学ぶ(テキストを英語で読んだり)
という風にどんどん英語を実際に使ってください

私はCareer Education のクラスでResume(履歴書)の書き方からInterview(面接)の受け方まで習い、実際に就職することができました。また、コンピューターのクラスではExcel,Word,Power Point, Typing, 会計ソフトのクラスも取り、今でも大変役に立ってます 極めつけがサウスウエスト航空のProfessional Communicationsのクラスで資格も頂きました。このクラスでプレゼンテーションの方法も教わることができました。太極拳のクラスではたくさんの友達ができました。
アダルトスクールは日本でもぜひ取り入れてほしいシステム
授業料は全クラス一学期間をそれぞれ$100以内で取ることができ、
中には資格を取得できるクラスもあります。
私が受講した時は実際コンピュータークラスも転職のクラスも無料で受けることができました
アダルトスクールは地域に根差したアメリカにはなくてはならない存在です
- 移民が安心して暮らせる最低限の生活を支援してくれるプログラム
- 老人が元気で長生きできる余生を支えるプログラム
- キャリアアップしたい人のバックアッププログラム
私が次に取ってみたいクラス
私が今度時間が出来たらぜひ取りたいクラスは
- カメラ(写真)
- ウクレレ
- スペイン語
この3つを狙っています どれも楽しそうですよね!

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