
サンマテオに無事戻ってまいりました。やっぱり使い慣れたPCで書くと(打つと)スムーズです。これからも頑張っていろいろなアメリカと日本のちがい、アメリカの悪いところとマシなところ、日本のンーーー、なところと良いところをドンドンお伝えしたいと思います
今、Go to Japan は余計な気苦労と費用がかかる

今アメリカから(アメリカに限らずだと思いますが)日本行きを考えている方は
急用でない限り、しばらく待ったほうがいいと思います
今回、私のアメリカ出発前は
帰国時、「アメリカ本土入国時にPCR検査が必要」というルールはありませんでした。
しかし、1月26日からこのルールが始まり、
PCR検査には英語の陰性証明も必要です。
大阪は需要が少ない分割高でこの費用は23,000円~44,000円します
陰性証明には氏名、検査日、検査方法、検査結果、医者のサインなどが必要です
これは実際に私が体験したことですが、
医療機関に電話で質問をしたら、
「当院のウエブサイトに掲載しているフォームで良ければ陰性証明を発行します」
の一点張りでした
私が質問したかったのはPCR検査の方法が明記してあるのか?だったのに。
さらに、出発日から3日前以内の検査の必要があったので
検査日の翌日に結果が出る、とサイトに書いてあるにもかかわらず、
「結果は翌日に出ないこともありますがよろしいですか?」と聞かれました。
「それじゃあ、意味ないじゃん!」と思いましたが
当日看護師の方にきくと、
最初の検査で陽性になった場合は再検査が必要になるので
翌日に結果は出ない、ということでした。
日本あるある、慎重になるあまり質問と答えが噛み合わなくなる
このように日本では質問の答えがすぐに得られない!という、
イライラすることが多々あります
どうしてなのか?私なりに何度も考えましたが、多分、
- クレーマーが多いので気軽にお答えすることがはばかられる
- 担当の人に与えられている権限があまりにも少なく気軽に答えることを許されていない
- コンプライアンス、とか考えすぎる
私の印象としてはとにかく答えを得るのに必要以上に時間がかかる
ということでした。

フライトも勝手にキャンセルされる
当初は伊丹→羽田、羽田→サンフランシスコ の羽田からのフライトが
航空会社のほうで勝手にキャンセルされ(減便のため)、成田からの便に変更されていました
その他、PCR検査を出発3日前に受けなければいけなかったので
当初の月曜日のフライトだと金曜にテストを受けても陰性証明を受け取ることができないので
フライトを変更しなければいけなくなり、かなり面倒なことになりました
いつもは関西空港→サンフランシスコ直行便なので、
乗り継ぎもなければ荷物の移動もありませんでしたが、
羽田から成田に自力で自腹で移動、ということもあり、
荷物を自宅から成田空港に宅配便で送る、という手間も重なりました。
(私はいつも日本から”仕入れ”と間違えられるほどお菓子やシップなどを持ち込みます)

陰性証明の確認はチェックインの時だけ
拍子抜けしたのが、アメリカ入国後は税関でも機内でも一切
陰性証明は提示させられませんでした。
じゃあ英語でなくてもよかったんじゃん!!!と思いました。
成田のチェックインのカウンターの人はほぼ日本人でしたし、
「この紙(証明)もらうのになんぼ払ったと思ってんねん!?」と
腹が立ちました。
アメリカ入国後はPCR検査を受けたら7日、受けなければ10日の自主隔離
CDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、
アメリカ入国後3-5日以内にPCRテストを受けて7日間自宅待機するか、
テストを受けない場合は10日間自宅待機する、となっています
詳しくは、アメリカ疾病予防管理センター日本語サイト
をご覧ください
ただし私の会社では2週間自主隔離してほしい、という要請だったので
こちらは各自の置かれている立場で多少変わると思います

行きも帰りも大変!、市民権の人はさらに大変!
市民権をお持ちの方は基本、今は日本入国はできません。
もし、急用で日本に帰国の必要がある方は最寄りの日本領事館で特別ビザを発行してもらうと
帰国することができます。
どのようにして日本の滞在先の最寄りの空港に入るのか緻密な計画が必要です
まとめると、
- 日本入国後飛行機の乗り継ぎはできない(チケットを持っていても放棄になる)
- 公共の交通機関は2週間のることができないので、迎えに来てもらうかレンタカーを借りるしかない
- 日本国内での乗り継ぎ便をキャンセルするには航空会社にて手続きの必要あり (自身で放棄するとその後の全フライトもキャンセルになってしまう)
- アメリカに戻る前にPCR検査を出発日の3日前より後に受ける必要あり(72時間ではない)
- アメリカに戻るフライトがキャンセルになっていないか調べる必要あり
- 羽田→成田を自力移動の場合は荷物のことや時間的余裕を考えなければいけない
- アメリカ入国後も一定期間の自宅待機やPCR検査が必要
最後に、日本ならではの気配りに感謝!

日本の航空会社はさすがだな、と思うことがありました。
伊丹空港で登場する時、このようなバッグがありました
これは前の座席の下に荷物を入れる時にバッグを入れる袋です
日本に来る時座席下に荷物をそのまま入れるのがすごく嫌で
結局取り出す時に除菌ティッシュで拭きまくりました
これがあると気分的にすごく楽です さすが全日空!
それに比べてサンフランシスコ行きのユナイテッド航空は
私が座席を探してExit Row(非常口の列)の座席の所で立っていると、
そこは座っちゃダメです!と叱られました。
お客に叱る、という発想がビックリします
トイレも全日空は客が入るたびにチェックされていたのに対し、
ユナイテッド航空の機内のトイレは非常に汚く、誰もチェックしていませんでした
もし、サンフランシスコ→関空直行便がなければ、
ユナイテッド航空には絶対に乗りたくありません

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