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    カリフォルニアは雨が降らないのでいつも水不足と山火事に悩まされます

    カリフォルニア州あるある
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    昼間でも火事の煙でこんな風になります

    カリフォルニアでは春から秋までほとんど雨が降りません

    なので毎年水不足に悩まされます

    去年から今年にかけて期待したほどの雨が降らなかったので

    今年はすでに春から地域によって取水制限が始まり

    今はカリフォルニア全域が対象になり、ひどい状態です

    どんだけ~!?の水不足ぶりをご覧に入れたいと思います

    現在、カリフォルニア州各地で取水制限があります

    Two photos show contrast water levels in Lake Mendocino.
    2019年と比べてもひどい干ばつです SF Gateからお借りした写真

    サンフランシスコ周辺のBay Areaでは

    このようにあちらこちらの貯水池が枯れて

    大変なことになっています

    以前は主に夏が水不足のシーズンでしたが

    ここ数年は毎年春から秋までず~っと水不足と言われ続けています

    これは冬の間にシェラネバダ山脈(ネバダ州との州境にある山脈)に雪が降り

    その雪解け水がカリフォルニア州の飲料水となるので

    冬にどれだけシェラネバダに雪が降るかによって水不足が起きるかどうかが

    ほぼ決まる、と言っても過言ではありません

    つまりカリフォルニアの人にとって

    ”シェラネバダ山脈様様”というワケです

    よく滋賀県の人が京都の人とケンカをする時に

    「琵琶湖の水止めるぞ!」と言いますが

    カリフォルニアの人がネバダの人に

    「シェラネバダの水止めるぞ!」と言われる感じとほぼ同じだと思います

    芝生もカラカラ、枯れてひどいことに!

    住宅地を運転していると

    どこの庭も芝生が枯れてひどいことになっています

    最近は芝生をやめて砂利などを敷いたり

    人工芝にしたりできるだけ水をセーブする工夫をしています

    水を撒くと罰金が!

    ベイエリアのあちらこちらで取水制限が実施されています

    各エリアごとに貯水池の枯れ具合によって

    取水制限のルールがちがいます

    ここに一例をあげてみると、

    • 洗車禁止
    • 庭の水撒き制限(水やりの時間や週ごとの回数も決められています)
    • 朝9時から夜7時(日照時間中)は屋外での水使用禁止
    • 水漏れは発見から48時間以内に修理すること
    • ゴルフ場のグリーンとティーエリアでの水撒き制限
    • 噴水への水足し禁止
    • プールの水は蒸発しないようにカバーをかけること

    このように結構細かく明記されています

    バスなんか洗ってたらぶっ飛ばされそうですね

    すぐ市か郡に通報されると思います

    そして超過水量によって数百ドルの罰金が課せられます

    先日も夫の顧客から電話があり、

    「スプリンクラーの水が漏れて噴水みたいに溢れてるの!すぐ止めに来て!」

    という悲痛な叫びが留守番電話に残っていました……

    鳥たちもエサを求めてゴルフ場に集合

    ゴルフ場にもたくさんのカナダグースが草を求めてやってきます

    カリフォルニアは居心地がいいのか

    渡り鳥のはずのカナダグース(カナダ雁、ガチョウの一種)が

    一年中あちこちにゴロゴロいます

    そして今年は空き地や公園にあるはずの主食の?草が枯れ果てて

    皆、ゴルフ場に集まってきています

    そのフンがあちこちに転がっていたり

    ティーグラウンドに群れで居座っています

    「いい加減カナダに渡ってくれよ!」

    でないともうすぐゴルフ場がグースに占領されそうです

    これから留学する方へ シャワーの時間は短めに!

    これは日本人留学生あるある(特に女性)ですが

    ついついシャワーを出しっぱなしで使い

    ホストファミリーに怒られる、というキツイ洗礼が最初にあります💦

    日本では雨が降りすぎて各地で被害が出ているというのにまるで正反対です

    ”カリフォルニアは超、超、超水不足”なんて

    来た当初は私も知りませんでした

    (多分留学センターでもそこまでの情報は教えてくれないと思います💧)

    洗面所を使う時もくれぐれも水の出しっぱなしには気をつけましょう

    TVではテキサス州やフロリダ州でハリケーン!とか

    洪水の被害が映し出されているというのに

    カリフォルニアではカラカラすぎて山火事が多発しています

    木と木が擦れたりするだけでも火がでます

    一度火がつくと長期間雨が降っていないため

    地面はカラッカラに乾いているので火があっという間に広がります

    しかもカリフォルニアでは最近は

    消火のための薬品を空から撒くことは

    環境保全のため止めているので

    火は燃え広がる一方なのです

    カリフォルニアでは連日山火事のニュース

    昼間でも太陽が真っ赤に見えてちょっとコワい

    TVでは毎日山火事のニュースと合わせて

    火事による大気汚染のニュースを伝えています

    「今日は朝からやけに空が暗いなぁ」と思ったら

    だいたいBay Areaのどこかで山火事が発生しています

    サンフランシスコやその周辺は太平洋からの風のせいで

    煙がどんどん内陸部に入ってきます

    ひどい時は昼間でも夕方みたいに暗くなり

    太陽が真っ赤に見えます 

    この景色、世紀末みたいでメッチャこわいです💦

    「この煙にはケミカル(化学物質)が含まれているので今日は出来るだけ外出は避けましょう」

    なんて言われると

    ケミカルって何よ⁉ 一体何が燃えてんねん!!

    と思ってしまいます

    各地で”計画停電”も実施されています

    これっておかしな表現だと思うのですが

    火事に備えて事前に計画的に停電を実行することで

    停電の時期や期間については教えてくれません

    えげつないことすると思いませんか⁉

    PG&Eという会社が(東電や関電みたいな電力会社)

    火事が起こりやすい状態になると”計画停電”を実施します

    つまり、空気が乾燥する→風が吹く→電線がブラブラしてスパークする→火事が起こる!

    というのを事前に予測して

    エリア一帯を停電させます

    いつ始まっていつ終わるのかほとんどの人は予測不可能で

    2日間ぐらい続くこともあるので非常に困ります

    日本では絶対にありえません💦

    この時期カリフォルニアに来る人はいろいろ注意しましょう

    ↑ザックリなまとめ方で申し訳ありあません

    カリフォルニア州にお越しの際は

    水の使い過ぎケミカルの吸い過ぎには

    十分注意してくださいね

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