クリスマスのシーズンとなりました。
こちらではHoliday Season、
これから一月のNew Year’s Dayまでの間は休暇をとる人が多くなります。
今年はコロナのため、ロックダウンで実家に帰る人は少ないのではないか、と思われます。
先日のサンクスギビングデーのあと、コロナ感染者がまた爆発的に増えてしまい、カリフォルニアのICUの患者数が85%を超え、またしてもカリフォルニア州ではロックダウンになっています。
今回はクリスマスツリーはどのようにして販売しているのか、をご紹介したいと思います

どこで栽培しているの?
サンフランシスコ近郊でも
ギルロイのアウトレットの近くや、
ハーフムーンベイで背の低い苗を植えているのをよく見かけます
一人前の背の高いもみの木に成長するには
6ft(180cm)の高さになるのに4年~7年ほどかかるそうです。
どのようにして売られているの?

その辺の空き地や広い駐車場の一角などで売られています
11月の第4週のサンクスギビングデーのホリデーが終わると
あちらこちらでツリーの販売が始まります
私が行った時もちょうどこのように木の下に
スタンドを取り付ける作業をしていました
しかし、実際に栽培されているところに買い付けに行く、という方法もあります
その場合は目の前で木を切ってくれるのでとても新鮮で長持ちします
大昔ホームステイをしていたころ、ホストファミリーと
栽培している山の中までツリーを買いに行きました
こちらでは木が倒れる際に、「ティンバー(timber)!! 」と叫ぶ風習があります
そのことをこの時初めて知りました。
ゴルフで「ファー!!!」ていうのと同じですね
お値段はいくらぐらいするの?

価格表によると、大きさにもよりますが
ひざ下サイズで$30、
180㎝ぐらいの高さですと$150前後 というところでしょうか
8/9 ということは高さ8ft (2m40cm)、胴囲9ft(2m70㎝)と胴囲ということでしょう
どんな種類があるの?

Douglas Fir
ピラミッド型、一番人気、長持ち、どこにでも売っている、コンパクトな枝
Grand Fir
上が明るくしたが白っぽい色の枝葉、クリスマスライトが映える葉、葉の感触がソフト、香りがいい
Noble Fir
ピラミッド型、枝間隔広く、葉が上向きカーブ、枝が固く、装飾を支えやすい
Fraser Fir
上部緑色、下部白っぽい枝葉、丸みを帯びた円錐形、小さい部屋に合う、装飾を支えやすい
なるほど、種類によって特徴もいろいろあるのですね
自力で運ぶ

この時期、普通の乗用車の上にひもでくくりつけて走っている車を
よくみかけます。
いかにも「ワイルドだな~!」という光景です
車にスクラッチが…..なんて気にしている余裕もありません
クリスマスが終わったら木はどうなるの?

だいたい12月26日から1月1日頃に各地域で決まった日に
木を回収する専用車が回収しに来ます(粗大ゴミ収集車のような)
各自、道路のコーナーまで引きずって出しておきます
勝手にその辺に捨てる、ということはできません!
回収された木はチップにして公園や花壇に撒きます
そうすることで雑草が生えるのを防いだりします
たまに公園でトラックで木を間引いて、その間引かれた木を
その場でチップにして撒く、という業者をみかけます
本物のツリーは独特の香りと雰囲気
本物のツリーが家にあると、
独特の木の香りと
クリスマスやで~~~!という存在感で
圧倒されます
映画でよく見かけますが、ツリーの下に皆からもらったプレゼントを置き、
12月25日の朝(日本の元旦みたいな感じ)に家族全員そろって
プレゼントを開けていきます。
今年は”Zoomでプレゼントをお披露目”
なんてことになるのでしょうか、ちょっと寂しいけどな

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