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    アメリカでゴルフを楽しむ 名門コースから予約の取り方まで

    ゴルフ
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    2001年にツアーガイドの仕事を得て渡米した後

    多忙を極めていたのですが、その後同時多発テロがあって

    仕事が激減した時、ガイドの皆さんに誘われてゴルフをはじめました

    そこからドハマりして一時はレッスンまで受けて週イチでゴルフに行きました

    アメリカのゴルフコースの価格はピンキリでピンはウン百ドル、

    キリだと18ホールでも$20程度で周ることができます

    そんなわけで今回はアメリカのゴルフ事情を書いてみたいと思います

    名門コースと言えば、”ペブルビーチ”

    まずはゴルフ好きなら誰もが憧れるのがこちら

    ペブルビーチゴルフリンクス Pebble Beach Golf Links

    サンフランシスコから南下すること車で2時間、

    太平洋沿いの風光明媚な街、モントレー(Monterey)というところに

    ペブルビーチのゴルフコース(PEBBLE BEACH)はあります

    毎年2月にAT&T(アメリカの電話通信会社)のゴルフトーナメントが行われたり

    10年に一度全米オープンが開催されます(前回は2019年)

    プレーフィーは$575/一人となっていますね

    て、なにをサラっと書いとんねん!と言われそうですが

    更に追い打ちをかけるようで恐縮ですが

    ”宿泊もセットでないとプレーができない”らしいです

    一応パブリックなのでどなたでも予約取れますが

    とはいえ、なかなかの値段だと思います、ハイ

    余談になりますがもしモントレーに観光に行く時は5月が季節的に最高です。ピンクの Ice Plant(アイスプラント)の花がカーペットを敷いたように海岸沿いにびっしりと咲く様は一見の価値あり!”マジックカーペット”と呼ばれています。

    さらに海岸沿いを散歩していると時々、可愛らしいゴマアザラシやラッコがひょっこりと顔を出しています。

    極めつけは17マイルドライブと呼ばれる有料道路にある数々の絶景スポットでぜひ車を停めて記念写真を撮りましょう。シカやリスといった野生動物にも出会えますよ

    ハーフムーンベイ(Half Moon Bay)もオススメ

    以前こちらのブログにも書きましたのでそちらも参考にしていただければと思いますが 

    Half Moon Bayと言えば、ハロウィン

    こちらのHalf Moon Bay Golf Links も海に面した最高の景色で

    ゴルフを楽しむことが出来ます

    以前女子プロのトーナメントが開催されていました

    リッツカールトンホテルが隣接されていますので泊まりがけのゴルフも楽しめます

    以前こちらでは何度かプレーしましたが、

    Ocean Course と Old Course の二つがあって

    オーシャンのほうが断然景色も良く絶景を見ながらプレーできます、しかもこちらのほうが簡単です

    それとは反対にオールドコースでは散々な目に遭いました(難しすぎて修業でした💧💧)

    ちなみに、アメリカにも会員制の”カントリークラブ”はあります

    会員になるためには費用もさることながらメンバーの推薦が必要です

    予約はどのようにして入れるの?(ネット予約が主流)

    こんな風にうまく出せるといいんですが

    パブリックのコースは基本的に誰でもプレーすることができます

    ハワイのようにジモティー(地元の人=カーマイナと言うそうです)と観光客では

    プレー費用が全く違う、ということはありません

    いちげんさん、歓迎です

    たまに、市民は無料会員になることができて(一年間$20程度)、

    20%ほど割引でプレーが出来たり予約も優先的に入れられる、というところはあります

    (ご近所割引きですね)

    私の場合予約はもっぱらこちらのサイトを利用します↓↓

    GOLFNOW.com

    もしくは直接ゴルフ場に電話をして予約を取ることもできます

    ネット予約だとコースは”よりどりみどり” 選ぶのが大変なほど出てきます

    場所、費用、日時と人数、18ホールか9ホールか、カート付きかなどをチェックします

    自分のインフォメーションとクレジットカード情報を入力しておわり。

    コースの良し悪しは実際に行ってみないとわかりませんが、

    中にはグリーンがボコボコで雑草が生えてる、なんていうのもあります

    費用は午前のスタートですと安いところだと一人$40~$60で18ホールプレーできます

    費用がこれ以上のコースだとだいたいきれいなコースですので価格で決めるのもいいと思います

    午後からは”トワイライト料金”で安くなる

    夏場は午後2時頃から、冬場は午後1時頃からトワイライト料金

    (さらに夏場は午後4時、冬場は午後3時からスーパートワイライト料金)になり割引になります

    カリフォルニアはサマータイムになると(最近は”Daylight Saving” と言うようになりましたが)

    午後4時からスタートしても18ホールギリギリまわることができます

    (たまに前のグループが遅いと、18ホールの頃にはボールが見えなくなってしまうこともあります)

    また、早朝スタートのアーリーバード(Early Bird)料金というのもあります

    早起きの人は朝5時頃から仕事前に9ホール(Back Nine)だけ回るという

    ド根性プレーはいかがでしょうか?

    駐在で数年アメリカに来られる人で

    なんとしてもアメリカにいる間に上手くなりたい!という人は

    これくらい貪欲にガッツでプレーしています

    プレーは自信ないけど練習をガッツリやりたい人におスメ

    コースにあるドライビングレンジ 子供のレッスンもやっています

    いきなり18ホールまわる自信のない方におススメなのが

    まずはDriving Range(ドライビング レンジ)です

    打ちっぱなし場ですね

    ボールの買い方は様々で

    お金を払って番号をもらってその番号を打ち込んだらボールが出てくる、とか

    手の込んだボール販売機もあります

    日本のようにボールが自動で下からニョキッ!っとティーアップなんてハイテクはありません

    イチイチ手動でボールをティーに乗せます(足で乗せるか手で乗せるかはお任せします)

    練習場はこんな感じ ほぼ屋外にあります

    ピッチングとパター練習場も各コースや練習場についてます

    ボールは持参するか、打ちっぱなし場で購入したものを使用します

    ピッチング(寄せ)とパターはじっくりと腰を据えて取り組みたいものです

    これらの練習場はほとんどのドライビングレンジや実際のコースの横にあります

    ピッチング練習は有料になります(1時間$6ドルぐらい)

    練習用ボールは持参します

    場所代は有料ですが代わりにボールを拾う器具を貸してくれます

    (イチイチ手でボールを拾うと腰を痛めますから)

    パターは勝手に練習場に入ってやっていましたが、そのような人は多いです

    仕事終わりなどにフラッと立ち寄って

    ひたすら練習する、という人もいます

    お年寄り(リタイヤ組)で一日中練習場にいる人もいます

    私も一時夢中になっていた頃、どこの芝生を見ても

    「ここやったら寄せの練習ができるなぁ」と思いにふけったこともありました

    さすがに傘で素振りはしませんでしたが

    ショートコースはあちこちにあります(9ホールで$12~$20ぐらい)

    少し自信がついたらショートコースに行って練習するのもいいと思います

    男性は飛ばす人が多いので物足りないかもしれません

    また整備が出来ていない所も結構あり、ラフは雑草だらけのところもあります

    でもショートコースは侮れません、結構難しいのでパー3でもなかなかパーは取れません

    たまにグリーン上の雑草にボールがはじかれてあさっての方向へ転がっていきます

    お察しの通り、グリーンは読めません(読んでも意味がありません)

    日本との一番のちがい:人種のちがいはマナーのちがい

    マナーはお国柄によっても違う 日本でのマナーとは少し違います

    日本では時折”常識”という言葉が”マナー”に置き換えられたりしますが

    アメリカは世界中の人が集まっている国なので常識が通用しません

    マナーもこれが正解と自分が思っても相手にとっては不正解になることがあります

    なので最終的にはルールブックに従うしかありません

    人によっては ”スパイクを擦って歩くのを嫌がる人”

    ”グリーンをやたらきれいにしたがる人”

    ”お先に”や”OKパット”を連発したがるせっかちな人

    後ろからボールを打ち込んでくるなんて人もしょっちゅういます

    (わざとボールを打ち込んできて”追い抜きたい” をアピールする人)

    18ホールぶっ続けが基本

    ゴルフコースはこんな感じです 服装もプレーも?カジュアルです

    コースの途中に茶店もありませんし

    ランチ休憩でカツカレーを食べる、なんて所はありません

    時々、かわいい若い女性がカートでビールなどを売りに来るところもありますが

    基本、男性しか買わないと思います(偏見ではありません、事実です)

    ハーフが終わったところでクラブハウスでサッと水や食べ物を買える所もあります

    アメリカは18ホールぶっ続けで周るのが基本スタイルです

    乗用カートやクラブはレンタルできます

    健康のために自前のプルカートやプッシュカートで周ります

    乗用カートはinclude(込み)の場合とexclude(別)の場合があります

    健康のことを考えてか自前のプッシュカートを押してプレーする人が多いです

    最近ではこのプッシュカートにリモコンがついていて電動で作動するカートもあります

    健康のためにプッシュカートを押してまわってるのに

    それに電動を付けるなんて……私も10年後には購入しているかもしれません

    ジェントルマンのスポーツというよりは、ヤンキーのスポーツと化している

    あくまでも私の印象ではありますが

    アメリカの一般の人にとってゴルフはボウリングやテニスのような

    誰もが出来るスポーツ、という感覚のようです

    一言でいうと、”全く特別扱いされていないスポーツ”だと思います

    価格的にも、練習のしやすさ的にも非常にとっつきやすいです

    年齢も性別も関係なく誰もがやりたければすぐにでも始められます

    服装もあまりうるさくは言われませんが

    (シャツは襟付きとかシャツはパンツの中に入れて、なんてことも言われません)

    ソフトスパイク、スパイクレスでお願いします、と書いてある所はあります

    ご注意:会員制のカントリークラブは別格、それによく似た高級なコースの場合も

    服装やマナーには大変厳しいです(初心者がこんなコースに行くことはまずありませんが)

    ゴルフ道具は日本より比較的安価

    ゴルフの道具は安くで手に入ります

    これもピンキリですが

    安くで揃えようと思えばいくらでも揃えられる、と思います

    第一にゴルフショップが広い!

    スポーツ用品店の中にゴルフコーナーとしてあることが多いですが

    品揃え、種類、試打できるところがかなり広いです

    あと、左打ち用、中古クラブ、子供用クラブのコーナーも広い!

    初心者用セットもバッグ付きでたくさん売られています

    なぜか女性用のクラブや用品はとても少なく感じます

    ほかの人と組んで周ることも多々ある 一匹狼大歓迎!

    空いていると、一人で周らせてくれることもあります

    ゴルフにドハマりする人のあるあるですが

    寝ても覚めてもゴルフのことばかり考えて

    ゴルフに一緒に行くメンツを集めるのが面倒臭くなってくると

    ”そうだ、一人でも行こう!”となるわけです

    アメリカは個人主義、一人でお構いなしでどんどんゴルフへ行きます

    なのでアカの他人と一緒の組に入れられてまわることもありますが

    お互いにあまり気にしません

    もしどうしても一人でゴルフに行きたくなったら

    どんどん行きましょう! 全然ありです

    予約も一人でも取れます(ネット予約の時 人数1人~4人とか書いてあります)

    定期的にゴルフをしたい人にはメンバーになるのがおススメ

    クラブハウス横のレストラン

    上達してくると、週イチペースで周りたい!(習い事のように)という気分になります

    そんな人には、

    各ゴルフコースにあるメンバーになって、週イチで周ることができます

    メンバーになるにはアナタのレベルというのを聞かれます(どれくらいのスコアでまわるのか)

    これは、PGAやNPGAの会員になって

    (以前はゴルフ場にあるコンピューターで簡単に入会できましたが詳しくはゴルフ場の受付の人に確認してください)

    毎回ゴルフに行く度にスコアを入力してハンディをもらいます

    それをメンバーに登録する時に係りの人に伝えます

    この”メンバー”は有志の方が集まって運営している、という感じなので

    ボランティアで動いてくださっている方が多いので

    ナイスに接してあげないと断られることもあります

    一度メンバーに入ると毎週決まった曜日にラウンドに参加できたり、

    たまにトーナメントに参加して景品がもらえたりします❤

    私は以前2か所の日系のグループに入れていただいていましたが、

    月一回など決まって誘っていただくと普段の練習にも熱が入りますし、励みにもなりました

    またメンバーさんと友達になってグループとは別でゴルフに誘っていただけるようになり、とても楽しかったです

    アメリカ在住歴の長い人などからゴルフ以外の情報もたくさん頂くことができました

    ただでさえ、”つながりの薄い日系コミュニティ”ですのでこの経験は本当に貴重でした

    最後に アメリカでゴルフは最高!

    アメリカでのゴルフは最高です!

    アメリカでゴルフをすることは

    • 費用が安い
    • 予約が取りやすい(ネットで簡単)
    • どこでも練習ができる
    • メンバーを集める苦労を気にせず一人でも気軽に行ける
    • 名門、高級と言われるコースでも比較的簡単に挑戦できる

    などいいことずくめなのでとてもオススメです



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