最近のコメント

    日本とアメリカの挨拶のちがい

    英語で生活
    スポンサーリンク
    カジュアルに、How are you?

    日本で英語の授業で習った挨拶はこちらではあまり一般的ではありません。

    私がツアーガイドの時通説に感じたのは

    この”あいさつ”を少し変えることで会話がずいぶん変わる

    ということです。

    特に頼み事をお願いする時はあいさつがスムーズに行くと

    後々の人間関係もスムーズになります

    ぜひ試してみてください

    店員さんとの挨拶

    スーパーのレジに限らず、ホテルのフロントやお店に入った時など

    “Hi, How are you?” “How are you doing?” “What’s up?” などと聞かれたら、

    こんな時は、

    “I’m fine.” “I’m ok.” “I’m good.” でいいと思います

    「調子はどうだい?」と言われたからと言って、

    レジで急に、実は朝から具合が悪くて、、、、、

    なんて言い出されても相手も困ると思います

    日本の教科書通り(現在の教科書はわかりませんが)

    ”I’m fine thank you, and you?” まで言ってしまう人がいますが

    たとえば友人などに聞かれた時、相手のご機嫌も伺いたい時は

    ”How about you?” ”How about yourself?” と聞き返します。

    Excuse me!で人を呼ぶ時は気を付ける

    レストランやブティックで店員さんを呼ぶ時に、

    日本風に「すみませーん!」と強いトーンで言うと

    アメリカではイヤな顔をされます

    やさしく”Excuse me”と声をかけるのはいいのですが、

    最初の ”エ” の音が強すぎたり、通じなかったりします

    どちらかというと限りなく “イ” に近い ”エ” でないと通じないからです

    しかも店員さんに失礼な態度で接したり、

    日本のように上から目線で話しかけると敬遠されます

    レストランでは露骨な嫌がらせをされる

    アメリカでは態度や振る舞いが悪いと”マナー違反”と認識されます

    日本との一番のちがいは

    アメリカではお客様と店員は対等、という感覚です

    例えばレストランでオーダーしたものがなかなか来ないという時、店員さんに、

    「さっき注文した○○○○まだ来ないんだけどどうなってるんだ!?」

    て感じで怒ったり、イライラしながらクレームを言うと、

    こっちの店員さんは、

    軽~い仕返しをします

    わざともっと遅く持ってきたり、無視されたり。

    もし、そんなことないわ!という方がいらっしゃったら

    ぜひコメントください。私の思い過ごしかもしれないので

    最初は他愛のない話から

    そもそも自分のテーブル担当の店員さんは決まっています

    なので、担当の店員さん以外の店員さんには頼み事はしない

    が大前提です。

    自分の担当テーブル以外のことをすると、店員同士の間でも

    「アンタ、私の客を取るんじゃあないわよ!」みたいになるからです

    担当テーブルのチップしかもらわないのがルールなのです

    もし、自分のテーブルの担当が見当たらないときは、他の店員さんに、

    担当の人を呼んでもらいます、この時も名前を覚えていると便利です

    そして一番大事なのが”あいさつ”です

    店員さんがアナタのテーブルに来たら必ずあいさつをするはずです

    店員は必ず最初に「Hi, my name is ○○○○、How are you today?」

    こんな感じで自己紹介するので、

    その時に必ず、

    「Hi, ○○○○、Please to meet you」など

    こちらも必ずごあいさつを返すことです

    で、今後お店を出る時までこの店員の名前を覚えておいて

    何かあるたびにまず名前で呼ぶようにします

    Excuse me, ではなく、「Hi,(もしくはHello)○○○○」と言ってから、

    注文やクレームを言いましょう(ちなみに英語でクレームはComplainというのが一般的です)

    第一声が最も大事!

    例えば何かを頼みたい時は、本文の前にこのようなフレーズをまず言います

    「Could you help me?」

    「If you don’t mind, 、、、、、、、」

    「Do you me favor?」

    を最初に言いましょう

    うん?なに?どうした?みたいに聞いてくれます

    基本的にアメリカ人はボランティア精神が旺盛なので

    困ってる人は助けてあげよう、という気のある人が店員さんには多いです

    また、「I know this is not your fault, but 、、、、、」アナタのせいじゃないんだけど、

    「I know you are busy、、、、、」忙しい時に悪いんだけど、

    のように労いの言葉をかけてあげるとなお協力してくれます

    ホテルのフロントでもまずはあいさつから

    ツアーガイドとして働いていた頃、

    お客様に代わってホテルのチェックインをしていましたが、いきなり”Excuse me?”とか ”Check in please” なんていうと、ちょっと面倒くさそうな顔をされます。しかしフロントの方のお名前を覚えて(もしくは名札をサッと見て)元気?○○とか、今日はいそがしそうだね、○○と一声かけてからチェックインをお願いすると途端にご機嫌が良くなってスムーズにチェックインができた、ということがありました。ホテルでもし、部屋の交換など無理をお願いする時は最初に必ず”よいしょ”をしてみると効果が期待できます

    いきなり注文、いきなり本題、には入らない

    アメリカでは人との会話にはまず

    このような”クッション”前置きが必要です。

    これがなかなか難しい、

    というのはアメリカ在住期間の長いの人にとっても同じです

    アメリカ人同士の場合はさらに挨拶の中に

    ユーモアや皮肉、嫌味なんていうのも入れてきます

    日本にはGreeting, のような他人への軽~いノリの日常のあいさつの習慣はない代わりに

    上下関係、主従関係、立場関係やしきたりに基づいた

    お辞儀、敬語、時候の挨拶など形式にのっとったあいさつが一般的ですね

    これはとても大切な日本の習慣で、

    この習慣は世界の人からみても尊敬に値する習慣のようです(日本人のイメージ=礼儀正しい)

    反対にアメリカでは少しカジュアルに、

    店員さんにも親しみを込めてファーストネームで呼んでみましょう

    魔法の言葉、”When you have a chance(time)”

    そして、使い勝手の良さナンバーワンのフレーズはなんといってもコレです

    日本語で『お手すきの時に』みたいなニュアンスです

    これ、どんな時でも結構便利に使えます

    しかも相手にプレッシャーを与えない感じがします

    最も多く使われるのがレストランでお勘定の時です

    「Could you please give me a check when you have a chance (time)?」

    Check の部分を変えれば色々使えますね

    アメリカの時候のあいさつ

    時候のあいさつはクッションにはもってこいのフレーズです

    とりあえず時候のあいさつをするのが無難、

    という考え方は万国共通だということでしょうか

    こちらでは、

    It’s のあとにテキトーに寒いとか暑いとか言っておけば間違いありません

    「It is ○○○○、today!」で大体オッケーです

    よく聞くのが、

    • freezing  しばれるみたいな感じ 超寒い
    • muggy   ムシムシする
    • hazy   かすんでる
    • foggy  霧がかかってかすんだ(サンフランシスコでよく聞きます)
    • 時候のあいさつを「How are you?」の後に言えば、

    フツーのあいさつになりますし、会話が広がっていきます

    あいさつを会話のはじめに取り入れてスムーズなコミュニケーションをすることで旅行の印象がガラッと変わります。難しく複雑に考えずかる~く言ってみてください

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました