
今年に入ってからハワイの不動産価格は”暴騰”気味です
去年12月から見ても全然上がっていて
今までの調子で”チョイ上価格”でオファーを入れても
ライバルが横からサッと油揚げ(家)をかっさらって行きます💦
ハワイでの不動産購入を検討中の人や
アメリカの不動産市場に興味のある人の
少しでも参考になればと思って書いてみますね

不動産のマーケット(市場)が熱すぎてヤケドしてます🔥

ハワイだけに限らずカリフォルニアでも
住宅価格がこれだけ高騰しているにもかかわらず
ラストスパートなのか家が飛ぶように?売れています
これは前回のハワイ移住のブログにも書かせていただいたように
住宅ローンの金利が一気に1%以上も上昇したからです
ローンでお家購入を考えている人にとって金利上昇は
「もっと上昇するだろうから今のうちに買っておこう!」
とという思考回路になり
「いつ買うの?今でしょ!!」になるわけです
現在の30年ローンの固定金利は5.041% (2022年5月1日現在)!!!
カリフォルニアの我が家のコンドミニアムも
ゲートの入り口に”For Sale”の看板が立ち並んでいます
毎週何軒もの”オープンハウス”(内見会)が開かれています
目下、ハワイ移住を検討中の私達も
毎日不動産サイトを見ては予算内で買えそうな
お気に入り物件を探しています
ところがオファーを入れても入れても
すぐに売れてしまうのです💦
不動産情報サイトはコチラ☛☛☛ ジロー: Zillow レッドフィン: Redfin
物件によっては広告に出ている価格より500万円以上上乗せしないと
オファーをアクセプトしてもらえません(競り落とせない)
それでもハワイはまだマシなほう、なんて言いう人もいます
カリフォルニアに至っては朝2億円でマーケットに出た物件が
その日の夜には2千万円上乗せされて売れる、なんてケースまであります
もう異常も異常!こんな状態では
私達には到底家なんて買えません💦
私達だけが「もッと冷静になって‼」と声高に叫んでも
馬耳東風、「ローンが払えなければ売ったらええねん‼」
という声が聞こえてきそうです
アメリカ人ってこんな感じの人が多いと思います(あくまでも個人の意見です💧)
リアルター(不動産屋さん)の協力が不可欠です💦

私がかまってちゃんなのかもしれないのですが
リアルターに買いたい物件を伝えて
オファーを入れてもすでに数人が先にオファーを入れてて
”時すでに遅し…….💧”になっていることがあります
またオファーの額(相場)のさぐりを入れたくて
リアルターに聞いてもヒントすら教えてもらえなかったりします
リアルターは私に興味がないのか、
私の物件に興味がないのか、
つまりリアルターが売りたい物件でない場合は
(多分手数料の割合が違うのかも)
強いオファーを入れることが出来ません
オファーは”現金100%”が一番強いのですが
さらに”一番高額”を入れないと意味がありません
だからと言ってバカ高い金額を入れる必要もありません
つまり”いい塩梅の価格”を入れるにはリアルターのアドバイスが不可欠です
一方、ローンで購入を考えている人は
ローンが確実に下りるかどうかの審査に
45日前後かかるので(エスクローと言います)
売り手が早く確実に売りたい場合は
現金一括購入(キャッシュオファー)が一番選ばれやすいのです
現金購入の場合はエスクローが最短15日程度に短縮されるそうです
さらに売り手に余計な負担を増やさないためにも
「購入後のお掃除代は売り手負担」
のようなみみっちぃ条件は契約書からできるだけ排除したほうがいいそうです
とにかく
”素早く、シンプルに、現金でオファーを入れる”
この三拍子がとても大事です!
そのためにはリアルターの協力が不可欠なのです
けれども私はアメリカでリアルターに対する”ゴマの擦り方”を知らないので😥
未だリアルターとの相性を模索中です💧
どなたかご存知の方がいらしたら是非ご一報ください💦
ハワイでもワイキキの物件は事情がちょっとちがう

私達も始めはワイキキの物件を探していたのですが
ワイキキの物件は世界中の人が狙っているキビシイマーケットです
だれもが憧れるワイキキの物件❤❤❤
特に海の見える高層コンドミニアムは
『世界中の勝ち組』の人たちが相手なので
物件価格は青天井、私のような一般ピープルは
土俵にも上がらせてもらえません💦

それでも結構年季の入った古い物件(1990年代以前)なら
若干、手の届く範囲のものもあります(5千万円前後)
けれどもこのようなコンドミニアムの一室を
セカンドハウスとして購入して自分たちがいない時は
賃貸や短期バケーションレンタルとして貸し出す
なんてことをしていた人たちも
最近ハワイ州の法律が変更になり短期で貸し出すのが
難しくなりつつあります
ワイキキビーチ辺りの物件は30日以内の短期貸し出しの
”バケーションレンタル(バケレン)”ができる物件は
年々範囲が狭く(物件数が少なく)なってきています
コロナ禍以降、ホテルの利用客数が激減したため
州政府のホテルへの一定の配慮からの政策と聞いています
今までバケレンできていたところも今年から
売り上げに対する税率が上がりました
セカンドハウスを購入しようと計画中の方は
このあたりの法律の変更をよく調べたほうが良さそうですね

ハワイの現地に住んでいる人達はどうするの?

一方、ハワイの実際の住民はたまったもんじゃーありません💦
現地住民以外の人がワンサカ押し寄せて不動産の価格を押し上げているのです
コレってヒドイと思いませんか⁉
そこで考え出されたのが
”アフォーダブルの物件”です(Affordable)
これは初めて家を購入する人で(他に不動産を所有していないことが条件)
年収の制限があり(ローンが払えてしかも高収入過ぎない人)
さらに決められた年数購入物件を売却出来ないけど(物件によって1年間から10年間)
その代わりに相場の半額以下で
家を購入できるという条件付きの物件です
但しほとんどの物件は抽選で
ハワイの住民でないと購入できません(ハワイでの納税義務アリ)
残念ながら私達はアフォーダブル購入の条件を
満たしていないので買うことはできません(高収入だからではありませんよ💦)
それでも魅力的なハワイ 老後はハワイでのんびりと❤

先日夫の友人宅でのパーティーで
私達のハワイ移住計画の話をすると
多くの人が同じことを考えているみたいで
ハワイにセカンドハウスを買った、とか
ハワイから移住した人がリタイアを機に戻ったなんていう
話を聞きました
ところが、
結局カリフォルニアに戻ってくる人も多い💧
という聞きたくない現実的な話を聞きました
『ハワイは島で狭いのですることがなくボーっとして退屈』
なんて理由を聞くと、
「最初からわかっとるがな!そんなこと!」と思ったのでした…….💧
私達夫婦は最終的に日本に帰国したい、という
ハワイの西にゴールがあるからハワイはゴールに近づく第一歩なのです
ハワイに住むメリットは思いつくだけでもこんなに!
- 日本行きのエアーチケットはカリフォルニアからに比べて1/3
- ゴルフ三昧でジモティ(カーマイナという)は半額以下でプレーできる
- 日本の食材が手に入りやすい、日本食レストランも多数
- 医者も日本語対応してくれるところ多数(医学用語は日本語のほうが説明がわかりやすい)
- 日本語&英語のバイリンガルはカリフォルニアより就職面でも需要が多い
ところが実際にパーティーに来ていた人たちは
カリフォルニアにどっしり根を下ろした日系人で
どちらかというと
ハワイから東を見ている人たちでした
それぞれ置かれた状況で
”終の棲家の選び方”はちがってくるのだとしみじみ感じたのでした

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