アメリカで故障や修理が必要になった時、、、覚悟が必要です
高い!遅い!下手!の3拍子
修理屋さんを探すのに、簡単にYelpなどで調べて来てもらったりすると、危険です
なにが?
修理完了?直したつもりが実は直ってなかった、ってことがよくあります
しかも、かかった費用はなかなか返してもらえません
「ぼったくられた!だまされたー!」と怒ってもあとの祭り
アメリカではよっぽどのことがない限り修理屋を頼みません。その理由は、
- 直らないから
- ぼったくられるから
- 自分で直したほうがマシだから
残念ながらこれが実情です
全員が全員、とは言いませんが多くの修理屋さんは特に資格もなく、
すぐにビジネスを始められるからではないかと思うのですが。
こんなことにならないために一つヒント
ご近所さんや友達にたずねて誰か紹介してもらう、という古典的な口コミが一番確実です。 日ごろから誰かが修理や改装の話をしていたら必ず割って入って感想を聞いて、電話番号も聞いておきましょう!
もしラッキーにもいい修理屋さんに出会えていい仕事をしてもらえたなら、
「アナタはその人を絶対に離してはいけません!」
それはとてもラッキーなことだからです
Labor Fee (人件費)の高さに驚き!
加えて、アメリカではLabor Feeといって人件費がメチャクチャ高いです
たとえば車の修理の領収書を見ると、
Parts(部品)$5
Labor(人件費)$150 このアンバランスなこと!
とか平気でありますのでご注意を。
少なくとも、Estimation (見積り)をとって、
どのような場合にExtra(追加費用)がかかるのか
工期はどれくらいかかるのか
などをしっかり聞いて書類に残しておいてください
それでも小さーーーい字で、
工期はおくれることがあります、や
見積金額は変更されます、など
書いてあるとは思うのですが、ないよりはマシです。
やってみると、自分の器用さに気づく
めんどくさーい、とかだまされたくなーい、ということで
自分で修理に挑戦してみると
自分の新たな一面である器用さに気づき、修理が好きになってハマる人もいます
私の周りの人でも(男女関係なく)
- トイレの床、シャワールーム、洗面台、電灯を自分でリモデルした
- キッチンのキャビネットのドア全部を買って来て自分で取り替える
- ブラインドを取り替える
- 壁のペンキを塗り替える
このような話はしょっちゅう聞きます
反対に、
お風呂のリモデルを修理屋に頼んだら350万円かけたのに、あちこちボロがでてる
なんて話もゴロゴロ。
私も壁のペンキは全部自分で塗りましたが
色を決めるのに何回もHOME DEPOTに足を運びました
ここで THE HOME DEPOT 登場!
ここでみんなの味方、THE HOME DEPOT 全米最大のホームセンターチェーンです

家電から植物から建築資材まで大変な量の品ぞろえです
来客の2/3はプロの建築関係の方々です、、、、、多分。作業着の人が多いので。
ここでまたひとつご注意を!
ショッピングセンターなどに駐車する際は絶対に放置されているカートや、カートを集めている場所の近くに車を停めないでください!風が吹いてカートがアナタの車を直撃します。または心無い人がカートを離れたところから押して不運にもアナタの車に当ててきます

キッチンを一からリモデルする時も
コンサルテーションを無料で受けられますし
メジャーリングといって実際に寸法を測りに家まで来てくれます
商品を選んで設計図を作成してくれます
いよいよここから専門の人を頼むかどうかを決めます
- Contractor(ライセンスを持った大工さんです、工務店のような)
- Handyman(ライセンスを持たない、簡単な修理、取り付けをやってくれます)
- Electrician(電気工事をする人、ライセンスを持ってます)
- Plummer(配管を直す人です、水回りが詰まった時)
- Landscaper(庭に関する修理、工事の人です)
HOME DEPOTからこれらの人を紹介してくれます
その場合は相見積もりをとったほうがいいですし、
見積もり自体に費用がかからないかを確認しましょう
またContractorから他の業者を手配もしてくれる場合もあります
工事内容によってはライセンスを持っている人にしかできない仕事もあります
支払方法も確認したほうが、全額一括前払いなんて言われて
工期が大幅に遅れる、なんて場合もあります
日本の工期を基準にしてはいけない
日本だったら、、、、、ということを基準にしないほうがいいです
これを考え始めると途方に暮れます
以前日本の方に、
『日本はミリ単位で設計図を引くがこっちはインチ(1インチ=2.5cm)だから』と言われ、
愕然としました
だからあんなに隙間があいたりするのか、と納得しました
作業をしてる人は
工期を守ることより、家族サービスを最優先させます
子供を迎えに行かなければならない、といって
仕事の途中でサッサと帰っていきます
作業に対して文句を言ってもそこは ”言い訳番長” で、
色々理由を付けては費用を上げてきたり、工期を送らせてきます
こーぎーくんってよっぽど運が悪いのね、と思った方、
これアメリカあるある、あるある、あるある です
できそうなことは自分でやる
これ、できそうだな、と思うことはできるだけ自分でやったほうがいいです
電気関係や水回りの配管を触る、というのは
少し敷居が高いと思いますが。
事前にオフィスや大家さんに相談する
自分でやる場合でも事前に必ず相談しないとあとで痛い目に遭います
コンドミニアムに住んでいる方は必ずオフィスに問い合わせましょう
アパートの場合は必ず大家さんに相談しましょう
ほとんどの修理は大家さんがやってくれます
各アパート、コンドにはRegulationがあって
勝手に工事は出来ない、もしくは事前に許可が必要な場合がほとんどです
たとえば、
ペンキを塗るとか棚を取り付けるなど簡単な作業は要らないが
床を替えるなど騒音問題や共有部分などの問題があるものは許可がいる
使ってはいけない材質
使わなければいけない材質
作業時間は平日何時から何時まで
など細かいルールがあります
最後に、アメリカは訴訟の国
訴えられることもあれば、
自分が訴えなければならない、場合もあるので
修理、リモデルには十分な注意が必要です。
コメント