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    病院、役所、それって対面式でないとダメ?

    医療・病気・保険
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    区役所はいつでも人でいっぱい

    日本帰国の度に区役所に行くことが多いのですが、

    とにかく、”窓口に来てください”が多いのには疲れます

    そしてご存知とは思いますが役所は

    めちゃめちゃ待たされます

    たらいに乗せられて回されている気分です

    番号札を取って、

    呼ばれて、

    書類を書いて提出して、

    また別の番号札を渡されて(時々番号札を2枚渡されます)

    二つの用事を済ますのに軽く一時間はかかります

    私はアメリカに20年住んでいますが、City Hall(市役所)に行ったのはたったの一度だけ

    家のリフォームの許可を得るために行った時だけです

    郡関係の役所もしかり。

    婚姻届けを出す時ぐらいでしょうか。

    役所に行って直接係の人と話したくて電話しても、

    ウエブサイトから申し込むように、と言われます

    このコロナ禍を機会に対面による作業は減らすべき

    日本では病院にもたくさんの人が待合室で待たされています

    先日も日本の病院で保険証が期限切れだと指摘され、

    月末だったので、

    「こちらでは月をまたいでの保険申請はできないので自分で区役所へ行って手続きして保険の請求をしてください」

    と言われ、10割(全額)医療費を払いました。

    役所へ電話すると、「申請書を取りに来てください」と言われ、

    「もう一枚の書類は病院で書いてもらい、もう一度こちらに提出してください」

    と、役所の窓口の人に言われました

    病院に一度行くのも大変な時期に何度も役所や病院に足を運ぶリスクを考えると

    行政の矛盾を訴えずにはいられませんでした。

    大阪も来週には緊急事態宣言が発令されるほどコロナ感染者が急激に増えているのに、

    窓口に来てください、しかも2回も???

    病院に行って書類を書いてもらってください???

    どうにかできないものか、真剣に考えました

    行政の矛盾を窓口の人に訴えると、

    「では郵送でこちらに書類を送ってください」と言われ

    ちょっと安心。

    が、それもつかの間、

    「差額の金額はいつ振り込まれますか?」とたずねると、

    「約2か月後です」とのこと。

    どれだけたくさんの人が保険証を忘れてるのか、

    区民の人口が多いのか、

    はたまた人手不足か、

    2か月もかかるって今さらながら

    窓口まで行っても払い戻しに2か月かかる……恐るべし、お上の対応。

    確かに期限切れした保険証を月末に持って行った私が悪いんですけどね。

    お上には逆らえません……

    役所のウエブサイトを充実させる

    すべての書類は役所のウエブサイトからダウンロードできるようにする

    役所のウエブサイトから直接フォームに必要書類を入力して

    病院にメールで添付書類を送り、必要事項を書き込んでもらい

    役所にメールで送ってもらうなど、

    徹底的に人との接触を避ける業務を目指してほしいです

    公共のコンピューターを図書館や役所のホールなどの広い場所に設置する

    携帯電話からウエブサイトにアクセスできない人は

    公共のコンピューターを図書館、役所、大学などに設置して

    誰もがいつでもコンピューターにアクセスできるようにして

    役所でも病院でもできるだけ長時間人の多いところで待たなくていいようにしてほしいです

    お年寄りにもコンピューターに慣れてもらうチャンス

    日本は目上の方を敬う

    お年寄りにはやさしく接する

    と思いやるあまり

    コンピューターやスマホを使いこなせないお年寄りが多すぎると思います

    お年寄りのほうもコンピューターを学習することを早々とあきらめてしまい、

    結果的に行政がコンピューターが使えない方に引っ張られた対応になっていると思います

    アメリカでは

    • 子供が親に代わってコンピューターで手続きをしてあげる
    • コンピューターに慣れるために無料で学習できる施設があちこちにある
    • すっぱりと窓口対応をなくしてしまう

    など徹底してウエブサイトを通しての対応にシフトしています

    コンピューターを使えない人には少し残酷な対応ではありますが

    本当に身寄りのない、頼れる人のいない、コンピューターが使えない人に限って行政が手を差し伸べる

    ほうがより効率的に対応できているように思えます

    あくまでもアメリカは、

    本当に困っている人には手厚い助けの手を差し伸べる

    助けられる人がいる人はその人に任せる

    そもそも国民が役所をあてにしていない

    というスタンスが見えます

    アメリカの病院は現在リモート診察がメインです

    医療機関に出向くこと自体がリスクにつながる

    病院も完全予約制でできるだけ待合室で待たなくてもいいようにしてほしいです

    さらにはリモート診察でもいい人はリモートで先生の問診に答えて

    医者が薬を処方して近所の薬局でもらう、という方法です。

    こうすれば病院でほかの病気にかかるリスクは軽減できます

    アメリカは今、コロナウイルスの広がりが日本とは比較にならないほどひどい状態です

    コロナウイルスに羅患しても容易に病院には行けません

    その場合はリモート診察してもらい、

    自宅療養で治す、ということになります。

    いざという時、過度な心配や期待をしなくてすむように

    病気になったらすぐ病院に行く、医者に診てもらえるという習慣は過度な期待を生みます

    今現在、医療従事者は不足していたり、重労働を強いられていますので

    医療機関に過度に頼ったり期待したりせず

    まずはリモートで診察してもらうと

    コロナ専用の医療機関でなくとも

    医者が自宅からリモートで診察する→

    より多くの医者がコロナの診察に携わることができる→

    医者も患者もコロナウイルスに接するリスクを減らせる

    そうすれば医療機関はより中、高程度症状の人にベッドや診察の機会を譲ることができるのではないでしょうか

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