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    物価高、時給高、チップ高でレストラン経営はキビシイです‼

    レストラン 飲食
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    カリフォルニア州はコロナ禍が落ち着きを見せ始めた頃から

    レストランはお店を再開したくてもできない状態が続いています

    従業員を募集しても人が集まりません

    時給をドンドン上げていますがそれでもキビシイ現状です

    チップも今や20%がフツウです!

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    物価が恐ろしいほど上がってる!

    まずは物価上昇のエグさから。

    スーパーマーケットに行ってもほとんどの商品が少なくとも5~10%は

    上がっているように思います

    今日、COSTCO、コスコ(日本でいうコストコです)の牛肉の値段を見たら

    約倍額になっていました

    ご存知のようにコスコは一パックあたりの量が多いのですが

    ステーキ4枚で$100(USDAの上質の牛肉)になっていました!

    こんな量を一度に買う人がいるのかなぁ?と思うのですが

    特にラテン系の人はBBQを数十人集まって毎週のように自宅や公園で開催します

    なのでこれくらいへっちゃらで消費するのでしょう

    それでも私にとってステーキパック$100ってインパクトが強すぎました

    エノキダケが一パック$6.99!

    エノキダケ1パック$6.99はもはやぜいたく品!

    日本人や韓国人にとって一番キツイのは多分コレでしょう

    鍋物に欠かせないアイテムのエノキダケ

    大阪では2パックで100円ぐらいで『スーパー玉出』で売られているのに💦

    ちなみに『スーパー玉出』は大阪で知らない人はいないほど有名な

    安売りの食料品のスーパーマーケットです

    エノキが1パック$6.99って……

    こちらでは今や牛肉より高い代物になりました💧💧

    その他しいたけなどのキノコ類は軒並み高額で売られています

    今年は北米産のマツタケもまだお目にかかっていませんし

    今後売られるのか、またおいくらなのか ???です

    レストランも苦渋の選択、デリバリーのみで対応

    コリアンBBQ弁当$12.95、サーモン弁当$14.50 こちらではこれがフツウ

    レストランに至っては驚きの値上げです

    各種レストランは値上げをしないと人手が確保できないので

    メニュー価格の20%程度の値上げを余儀なくされています

    お弁当屋さんも値上げしないと従業員の給料が払えないので

    弁当一人前 $13~$15 1500円前後します

    従業員の時給もベイエリアでは$15が最低ラインです

    マクドナルドの店員の時給も$16~$18と先日店頭に募集広告が貼ってありました

    実はわが社もこの恩恵を受けていて

    給料もこちらから交渉しなくても昇給していきますし、

    先日はなぜか$1,000のボーナスがドライバー全員の給料にプラスされていました

    こちらから何も言わなくてもインフレに合わせてか

    周囲のレートと差が出ないようにとの配慮からか

    給料が上がっていきます

    アメリカでは職員組合の力が強いのでインフレに合わせて毎年昇給していく会社が多いです

    一方、家族経営のレストランでは従業員に給料を払うと赤字になるので

    家族で厨房とレジをして、あとはUber eatsなどのデリバリーに

    配達を任せてお店を切り盛りしています

    つまり店内での飲食はコロナ禍以降止めている店もあるということです

    このほうが少しでも利益が出るのでしょう

    デリバリー注文はコロナ禍以降、

    アメリカでも大流行です 

    以前の私のブログでもご紹介しましたが 

    『DoorDash」というデリバリーの会社が断トツ人気です 

    DoorDashのブログ

    アメリカではレストランに出かけて行って

    お店でコロナ感染のリスクを負いながら

    チップまで払って飲食するメリットよりも

    在宅でデリバリーを頼むほうが”楽チン”と思う人が多いのでしょう

    レストランでのチップは合計の20%がフツウ

    私がツアーガイドをしていた頃

    お客様をレストランにご案内した時に

    一番困るのがチップの説明でした

    日本のカスタマーサービスは世界一、と言っても過言ではありません

    それでいてチップは不要!

    それに比べるとアメリカのレストランのサービスを

    「このサービスでチップ払うんかぃ⁉」と思ってしまうのは無理もないことです

    ところが日本人観光客はいまだにお会計の際に、

    ”チップって10%ぐらい置けばいいんじゃないの?”

    なんて思っている人も少なくないと思います

    しかし最近サンフランシスコやその周辺では

    チップ20%は最低ラインになりつつあります

    外食を躊躇してしまうのは我が家だけでしょうか……?

    外食はいろんな意味で敷居が高くなっています

    コロナ禍以降、外食するのはためらってしまいます

    以前のように気軽に行けなくなってしまっています

    その理由は

    • 営業時間の変更、短縮
    • メニュー金額の高騰
    • マスクをしての入店
    • ディスタンスを気にしながらの飲食
    • 店員さんの人数不足(注文がなかなかできない)
    • チップの額の高騰

    考えるとキリがないのですが

    早く元通りの価格に戻ってほしいですが

    一度上げた時給は戻せないでしょうから、

    やっぱりメニューもチップもこのままになるのでしょうね


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