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    私流、ワインテイスティングのお作法と極意を伝授いたします

    Paso Robles
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    ワインテイスティングってこんな感じです

    アメリカではもうすぐイースターの春休みです

    ほんの1,2週間前に学校が一年ぶりに再会したばっかりにもかかわらず

    「もう春休みかい!」

    というお怒りの声も聞こえてきそうですが

    ワクチンも着々と普及して、気候もポカポカと暖かくなってきたので

    このイースターのお休みはあちらこちらにお出かけする人が多いのではないでしょうか?

    実は私も密かに(ブログで言うたらおしまいやろ!)ワイナリー巡りを計画しています

    そこで私なりのテイスティングのルーティーン、極意などをお知らせしたいと思います

    Paso Roblesのワイナリー

    Paso Robles(パソロブレス)は

    カリフォルニア州のロサンジェルスとサンフランシスコの中間にある

    (どちらからも車で3~4時間てところです)

    ワイン用ブドウの産地で有名なところです

    特にジンファンデル、シラー、グラナッシュといった品種が有名です

    ワイナリーもたくさんあり、ちょっと前まではテイスティングもタダでできたのですが

    最近は建物も以前の”掘立小屋で樽をテーブルにテイスティング”のスタイルを一掃して

    大変豪華なガラス張りのビルやテラスで優雅にテイスティングなどが主流です

    ジンファンデルで有名な Turley Winery

    パソロブレスを代表するワイナリー”Turley”
    Turleyは独特のジンファンデルのボトルが特徴です

    ボルドースタイルの赤ワイン”ISOSCELES”で有名な JUSTIN Winery

    がここ、パソロブレスにはあります

    日本人に人気の硫黄のクッサーイ、ほんまもんのシカモア温泉

    また、温泉でも有名なところで昔はインディアンが泥浴といって湯治に来ていたところです

    シカモアミネラルスプリングス&スパ

    というクッサーイ温泉が各お部屋についているホテルとマッサージ(スパ)でも有名なところです

    カリフォルニア州在住の日本人に大変人気です

    私のおススメのワイナリーのめぐり方

    サンルイスオビスポの”EDNA VALLEY”スッキリした白ワインが印象的です

    ワイン好きの人ならおわかりでしょうが、

    とにかく一軒でも多くのワイナリーを一日で周ろうとすると大変です

    ましてや運転してとか ”マジ無理!”

    ワイナリーで有名なエリアでは警察官も多めにみてくれて

    フラフラ運転など変な運転をしていなければ停められることはまずありませんが

    非常に危険なので運転しながらはやめたほうがいいです

    ホテルを取って泊まりで行くか運転手を雇う

    Santa Maria Valleyのワイナリー

    泊まりで行くと、ナパをはじめワイナリーの周辺で

    素晴らしく美味しいレストランのディナーも楽しめます

    スパやマッサージ付きのホテルもあるのでリラックスもできます

    どうしても日帰りで、という人はツアーに参加するかドライバーを雇いましょう

    (確かUberLyftでワイナリー巡りも行ってくれます)

    テイスティングは自分の好きな品種だけに絞る

    ワイナリーに行くと必ず、

    テイスティングメニュー”というのがあります

    • 比較的買いやすい値段のワインのテイスティング だいたい4~5種類
    • 高級なリザーブワインやシグネチャーワインだけのテイスティング

    などに分かれているので何軒もワイナリーを予約していたり

    このあとスケジュールがある人はテイスティングメニューのワインを全部

    上から下まで総なめして試すのややめたほうがいいです

    最終的にはどれがおいしかったのか、何を飲んでいるのかわからなくなります

    美味しくないワインは潔くダンプバケツに捨てる

    一口飲んで、アレ?美味しくない!とか

    アレ?ときめかない!というワインは

    潔くダンプバケツ(ワインを捨てるバケツがカウンターに置いてあります)

    に捨ててください

    美味しくないのに無理してずっと飲んでいると

    酔っ払って味覚が狂います

    先にワイナリーの人に好みのワインを告げておく

    CALERAにあるDUCKHORN Winery傘下のワイナリー

    できればテイスティングの前にワイナリーの人に、

    好きな銘柄や品種のワインを伝えておきます

    たとえば「赤ワインだけテイスティングしたい」とか

    カベルネソービニヨンだけしたい」と言います

    するとワイナリーによっては、

    「うん?コイツ本物か?」と思ってくれるかもしれないし、

    「カベルネだけって!お金とりにくいなぁ」と思ってくれる場合もあります

    好きな品種に絞りこんでテイスティングする、ということは

    1. 無駄に酔ってワイン購入の選定を鈍らせるのを防ぐ
    2. スタッフの無駄な説明の時間を節約する
    3. 私の本気度を見せる!

    という意味において非常に効果的です

    本当に美味しかったら、買う!

    そしてテンポよく、いくつかのワインをテイスティングして

    不用なワインはどんどんダンプバケツへ捨てて

    最後にときめいたワイン(コンマリか!?)だけを

    もう一度テイスティングさせてほしい、とお願いします

    それで再確認した後、

    よし、これだ!のワインを買います

    気に入ったのが無ければ無いで結構!「サンキュ」と一言残して

    そのワイナリーを立ち去ればいいだけです

    もちろんテイスティング料は払ってくださいね

    ワインを買えばテイスティング料は免除される

    大勢の人が一度にテイスティングをするので時々存在を忘れられますwww

    テイスティング料は様々ですが、

    最近ナパでは平均$40~$50ぐらい、

    他のところでも最低$20はします

    ワインを購入すれば安いところだとテイスティングは無料にしてくれます

    お高いワイナリーだとたくさんワインを買った人以外は

    テイスティングフィーは引いてはくれませんが……

    ワイナリーのメンバーになる

    よっぽどそこのワイナリーのワインが気に入って

    アメリカ国内に住んでいる人であれば

    そのワイナリーのメンバーになって

    定期的にワインが送られてくるサービスというのがあります

    • ワインは割引価格で購入できる
    • 市場に出る前に優先的にワインが買える
    • 同行者も含めてテイスティング代はいつでも何回でも無料

    メンバーになる費用は無料です

    但し年間数回送られてくるワイン代は割引価格ですが

    払わなければなりません

    ワイナリーは葡萄畑の真ん中にポツリとあります

    テイスティングの途中にグラスを水ですすがないで

    テイスティングは必ず

    白ワイン→赤ワイン→デザートワイン の順番で行われます(赤から白へ戻るのは掟破りです)

    この場合、白から赤へ移る時、ワイナリーによってはグラスを替えてくれます

    替えてくれない場合でもスタッフの人が

    ワインでグラスをすすぐ”のが通例です

    水でグラスをすすぎません

    ワイナリーではダンプバケツと共に水が置いてあります

    もちろん飲んでもいいのですが

    自分で、この水で、グラスをすすがないようにしてください

    水が混ざるのは”良し”とされていないようです

    美味しいワインはメモして、そして迷わず買う

    テイスティングは結構時間がかかるので時間に余裕をもって

    テイスティングの最中はペンを用意して

    美味しかったワインがどれだったのか必ずメモしておきましょう

    (またはスマホでラベルを撮影しておきます)

    それは何杯目のワインがときめいたのか簡単に忘れてしまうからです

    そしてこれだ!と思ったワインは必ず購入しましょう

    私は何度も、何度も、これで後悔したことがあります

    もう一度そのワイナリーに引き返して購入しようとしても

    すごく遠回りになったり(アメリカは引き返すのも長距離です)

    そのワイナリーでしか買えない限定ワイン、なんていうのもあります

    そういう”ワイナリー限定ワイン”は本数に限りがあって

    市場に出ていないレアワインのケースがほとんどです

    私が買わずに後悔したワインは数限りなくたくさんあります

    もう一つ、気に入ったワインは必ず最低2本は買いましょう

    一本は自分用、もう一本はコレクション用や記念日用です

    最後に、満腹でテイスティングはやめたほうがいいです

    満腹でのテイスティングはあまりおススメできません

    なぜか?

    味覚が変わってしまい、正確なワイン選びが出来ません

    さすがに空きっ腹にはキツイですが

    満腹の状態では100%研ぎ澄まされた感覚でのテイスティングは出来ません

    イチオシのワイナリーは午前中に行きましょう

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