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    ハワイで不動産を購入する まずは物件探しから-Part 2-

    ハワイ
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    カカアコの高層コンドミニアム群と手前にはクジラが!!

    いよいよハワイで不動産探しを始めました

    サンマテオから友人に紹介してもらった不動産屋さん(リアルター)と

    連絡を取ったりZOOMミーティングをしたりして

    私達が住みたい物件や条件などはすでに伝えていました

    カリフォルニアとは手順や法律がちがうので

    戸惑うところもありましたが出来るだけ詳しく

    私達の物件探しの様子を書いてみたいと思います

    これからハワイに移住しようと思う人の

    参考になればうれしいです

    まずはZillowやRedfinなどの不動産サイトで検索する

    Real Estate (不動産)サイトをチェックして欲しい物件を探す

    アメリカの不動産サイトは物件の情報が非常に詳しく載っていて

    写真や動画も豊富にあり

    購入後の諸経費の情報や

    売買のヒストリーや税金のこと

    月々のローンのシミュレーションなど

    様々な情報を誰でも見ることが出来ます

    中には「昔はこの家こんなに安かったんや~」とか

    知りたくなかった情報もあり

    近年のアメリカの不動産の高騰ぶりがわかります

    不動産情報サイトはコチラ☛☛☛ ジロー: Zillow  レッドフィン: Redfin         

    住みたいエリア、家のタイプ、予算を絞り込む

    不動産サイトで

    ほしい物件、エリア、予算とを照らし合わせながら

    だいたいの物件を絞り込んでいきます

    絞り込みは非常に重要です

    欲しい物件があまりにもザックリしすぎていると

    不動産リアルターに相談する時に選ぶのが大変になります

    また高齢になってから住むところは

    出来るだけ階段がなくワンフロアの物件で

    共有部分の外壁の修理や芝生の手入れ、ゴミの処理などは

    管理会社に任せられるところが楽チンです

    アメリカの古い物件はとにかく修理が大変なので

    このように共有部分は出来るだけ管理会社に任せられる物件

    つまりは一軒家以外のコンドミニアムやタウンハウスを選ぶほうが賢明です

    住みたいエリアを絞り込む

    Redfin のサイトでエリアを絞って家のタイプや予算を入力したらズラッと条件に合った売り物件が出てきます

    アメリカは日本よりもエリア選びは重要です

    治安が良いか(治安の悪いエリアとは離れているか)

    学校の校区は良いところかどうか(公立のいい校区は人気があります)

    通勤時間(ほとんどが車通勤なので渋滞状況は事前に把握する)

    ショッピングエリアや病院からの距離

    これらの情報は年齢や家族構成によっても違いますが

    非常に重要な情報なので事前に調べておきます

    今回初めてリアルターに教えていただいて勉強になったのは

    ”風の通る方向によってエアコンの使用量が変わる”らしいです

    ハワイは海に囲まれていますが

    家の建っている場所の高度や建物が建てられている方向や窓の場所によって

    風の通り道ができて、それによってエアコンを使用する頻度が全く違う

    ということを教わりました

    このように地元の人は皆知っている情報、

    例えばカポレイやエバは暑いでぇ、とか

    カカアコの高層マンションのビル街は風が強いから騒音となるかも、などは

    事前に知っておきたい情報です

    家のタイプを決める 一軒家派?マンション派?

    ハワイカイのタウンハウス 2ベッドでも$800,000 !!

    家のタイプは大きく分けて一軒家、タウンハウス、コンドミニアムの3種類

    一軒家のメリット:大人数で住める、ペットが自由に飼える、管理費が不要

        デメリット:家や庭のメンテナンスは全て自分でする

    ータウンハウスとは隣同士がくっついていて2階や3階建ての長屋スタイルですー

    タウンハウスのメリット:一軒家よりは小ぶりだが3部屋くらいありペットも飼える

          デメリット:隣の騒音などが気になる、管理費が必要

    ―コンドミニアムとは日本の分譲マンションのことですー

    コンドミニアムのメリット:ワンフロアなので階段がない、比較的立地が便利なところにある

          デメリット:ペットはサイズ制限あり、管理費が必要、部屋数が少ない、騒音がある

    家族構成、年齢、車の有無など様々な条件にあった家のタイプを選びます

    私達は子供もいないので

    部屋数は要らない、階段もないほうがいい、プールが近くにある など

    細かく条件を絞りました

    その他、ペットのサイズの制限の有無や

    リモデルの必要性など(追加のコストがどれくらい必要か)も

    購入前に知っておきたい情報だと思います

    予算はどれくらいか ローンを組むのか

    カカアコの高層コンドミニアム群はミリオン(億)超えです!! 現在も建築が進んでいます 

    エリアが決まったら大体の予算を決めます

    検索サイトの絞り込みで

    エリア、家のタイプを打ち込むと地図上に

    現在売出し中の物件の価格が出てきます

    そして、はぁ~~~っと溜息をついてしまうのです

    不動産がメチャクチャ高いのです、ハワイって。

    例えばワイキキ近くの”カカアコエリア”は現在

    泣く子も黙る超人気エリアです

    オシャレなお店も立ち並び

    見上げるのに首の疲れそうな

    高層のコンドミニアムがズラー――ッ!!

    中には、「ここは矢沢永吉さんや鶴瓶さんやつんく♂さんがお持ちです」

    なんていうコンドミニアムもありましたが

    「ほな、私も一ついただきますっ」とは言えないお値段です

    ○○ミリオン(数億円)もするコンドミニアムなんて

    「さぞよろしかろー、ほなサイナラ✋」 です

    当たり前ですが現実的に考えて買える物件は限られてきます

    ハワイに限らずカリフォルニアも不動産の高騰ぶりは

    えげつないことになってます

    一例ですが投資物件でいうとハワイのワイキキエリアのコンドミニアムで

    築50年の物件の価格はワンルームで約$25万ドル(約2800万円)からです

    このような物件はエレベーターや水道管などの設備がかなり古めです

    これらの共有部分は現在大規模に工事されているビルもあり

    後々全てオーナー側に請求されます オソロシや~!

    購入前に事前にチェックしておかないと

    買った後すぐ水道管工事費1万ドルねっ!

    なんていう請求書が各オーナーに回ってきます

    ローンの金利も去年からボチボチ上がり始めて4%近くにまでなっています

    それでも日本からこのような不動産を投資物件として

    購入される方がたくさんいて、すぐ売れる、すぐ売れると

    リアルターの方は申しておりました

    (日本でローンを組む場合の金利はもう少し安いのでしょうね)

    ちなみにアメリカは収入さえあれば

    年齢に関係なくローンは組めます

    頭金(Down payment)はだいたい20%~

    月々の支払(Mortgage)は50万ドルの物件の場合で約2000ドル~

    その他の不動産にかかる費用は

    • Property Tax(固定資産税)
    • Insurance(火災保険)
    • 管理費(Mentanance Fee or HOA)

    これらの費用は物件によってまちまちです

    リアルターは日本人?アメリカ人?どっちがいいの?

    ハワイには日本語を話すリアルターが沢山!英語の心配はありません

    ハッキリ言って人種は関係ないと思います

    ハワイには日本人のリアルターもたくさんいます

    なので日本人でも「不動産購入なんて難しそう!」

    なんていう”言葉の壁”はあまり関係ありません

    サンフランシスコ近郊でも日本人リアルターはたくさんいます

    但し、これはあくまでも私の意見ですがリアルターは

    地元に詳しい、できればご自身も不動産売買をやってる人

    頼むほうがいいと思います

    アメリカのリアルターの人はだいたいご自身でも投資物件を売買したり

    賃貸に出したりしているのでそのあたりの情報は的確です

    もしこの物件を購入して貸したら利回りはどれくらいか

    客付けはすぐできるかなどの情報はかなり詳しいです

    カリフォルニアの場合は不動産売買には色々と”おきて”があって

    リアルターは最初に一人に決めなければいけない、とか

    (何人ものリアルターは一度に雇えない、浮気はダメよ!)

    まずリアルターと契約を結ぶ前に

    銀行でPre-Approvalを出してもらわなければならないとか

    (本気で買う気があるのかお金を持っているのかチェックされる)

    色々とルールがありました(カリフォルニアは世知辛い!!)

    ハワイはそこまで厳しくはなかったのですが

    やはり相性もあるので”この人に探してもらいたい!”と思えるエージェントに

    お願いするのがいいと思います

    私がいつもプロフェッショナルな仕事を頼む時に注意することは

    人種にはこだわらないのですが

    ”言語の壁”があるからと言って日本人にばかり頼らないほうがいいということです

    それよりも”ネットワークを広く持っている人”に頼むのが重要だと思います

    これも私の意見ですが、アメリカに住む日本人はわりと

    他の日本人と付き合わない、群れになるのを嫌う”一匹狼”

    が多いのでネットワークの広い日本人は少ないと感じています

    それは弁護士、保険屋さん、会計士、不動産屋さんなど

    プロフェッショナルな仕事を頼む時にいつも感じることです

    以前は英語に対するコンプレックスがすごくあったので

    すぐに日本人に頼っていましたが、結局、最終的に

    現地のアメリカ人をはじめ他の国の人に頼むことになります

    あくまでも私が日本人を避けているのではなく

    日本人に頼んでも最終的に断られてしまうのです

    (費用が高すぎたり難しいと言われたり理由は様々ですが)

    例えば家を購入する際に日本人のリアルターに頼んだとしても

    購入後、ローンを組む時にはローンブローカーに

    出来るだけ金利の安いローンを探してもらいます

    そんな時、結局アメリカ人のブローカーさんに頼むことになる

    といった具合です

    日本人に頼むと高くつく、ということではありませんので

    そのあたりは”絶対に日本人!”とこだわらなくてもいいと思います

    現在ハワイは売り手市場!競争倍率が高くて大変!

    ハワイのコンドミニアムは海の見える物件が超人気です

    現在ハワイの不動産市場は非常にホットだそうです

    物件がマーケットに出てもオファー(購入希望)を出す人が多く

    競争率が激しいのでよっぽど強いオファーでないと勝てません(買えません)

    ”強いオファー”とはたとえばローンではなく

    全額キャッシュ(現金で一括支払い)で購入する人です

    こういう人を”キャッシュキング”と言うそうです なんか成金みたいですね💧

    キャッシュキングが一番強いオファーだそうです

    そうかと思えば何日も売れ残っている物件もあります

    その場合はまずどこかに欠点がないか注意して物件を見ましょう

    ちなみに私は”絶対に大きなプールのあるところ”という

    なんとも変な条件を出していたのでリアルターさんも???てな感じでした💦

    ハワイでよく見かける”Leasehold”(リースホールド)という

    借地権(所有権ではないという意味)の物件があります

    これは購入後に所有権を購入できるオプションがありますが

    所有権がないままだと期限切れが近づくと

    売ることが出来なくなるそうです

    そして毎月の管理費だけがどんどん値上がりしていくという

    最悪の結末を迎えることになると聞きました

    なのでLeasehold の物件は

    購入には適していないので避けるようにしていました

    買い手市場になるのを待つ いつか必ずビビビ!とくる物件があるはず

    ↑隣がくっついているのが”タウンハウス” 全米中の不動産の売れ行きは今がピーク!

    結局今回のハワイでは家は購入できませんでしたが

    私達の欲しいエリアと物件のタイプと予算を絞りこむことは

    出来たと思います これだけでも大きな収穫です!

    現在のハワイは完全に”売り手市場”

    買い手は欲しい物件が見つかっても即決しなければなりませんし

    たとえオファーを入れても競争率が激しく

    必ずお気に入りの物件が購入できるとは限りません

    こんな時期に私達のような地方からノコノコ来た”よそ者”には

    非常に条件が厳しいと感じました

    それから以前にサンマテオで物件探しをした時も

    家を見た途端、「この家に住みたい!この家が欲しい」という

    ”ピビビ!!とくるお家”というのがありました

    なのできっとハワイにもピーンとくる物件に

    いつか必ず出会えるはずと信じているので

    焦らず、じっくり、リアルターの助けを借りながら

    2年後の完全リタイアまでに

    気に入った家を見つけたいと思っています

        

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